新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン
感染防止のための考え方
(1)公演実施にあたって
劇場・ホール等において、公演主催者及び施設管理者、またはそれに関係する団体 並びに個人は、会場の規模や様態を十分に踏まえ、会場及びその周辺地域にて、新型 コロナウイルスの感染拡大を防止するため、必要となる負担を考慮に入れながらも最 大限の対策を講じる必要があります。
劇場・ホール等における以下の a~c の特徴を踏まえて、本ガイドラインに基づく 具体的な対策を講じていくよう提唱します。
a.各種法令等により高機能の空調設備の整備が義務付けられており、換気性能 (20 ㎥/時・人以上)を有している。もしくは管轄行政の興行場法に則った性能を 維持している。
b.公演中は、来場者は一方向を向き対面による会話等が原則想定されない。
c.原則として座席が設置されており定員数も明らかなため時差式の規制入退場等 も可能。
全国的又は広域的な人の移動が見込まれ、公演会場への入退場や区域内の行動管理が できないものは、開催を慎重に検討するとともに、来場者が 1,000 人を超えるような 大規模なイベントについては、収容率の制限等を含め、施設が所在する都道府県と事前 に相談してください。
収容人数は国の示す目安(事務連絡「基本的対処方針に基づく催物の開催制限、施設 の使用制限等に係る留意事項等について」)を上回ることのないように調整し、地域の 感染状況に変化がある場合、柔軟な判断を行うことが可能な体制としてください。また 保健所等の公的機関による聞き取りに協力し、可能な限り、必要な情報提供を速やかに 行えるよう努めてください。
(2)注意しなければいけない場所・場面について
劇場・ホール等において、公演主催者及び施設管理者、またはそれに関係する団体 並びに個人は、会場の規模や様態を十分に踏まえ、会場及びその周辺地域にて、新型 コロナウイルスの感染拡大を防止するため、必要となる負担を考慮に入れながらも最 大限の対策を講じる必要があります。
劇場・ホール等における以下の a~c の特徴を踏まえて、本ガイドラインに基づく 具体的な対策を講じていくよう提唱します。
a.各種法令等により高機能の空調設備の整備が義務付けられており、換気性能 (20 ㎥/時・人以上)を有している。もしくは管轄行政の興行場法に則った性能を 維持している。
b.公演中は、来場者は一方向を向き対面による会話等が原則想定されない。
c.原則として座席が設置されており定員数も明らかなため時差式の規制入退場等も可能。
全国的又は広域的な人の移動が見込まれ、公演会場への入退場や区域内の行動管理が できないものは、開催を慎重に検討するとともに、来場者が 1,000 人を超えるような 大規模なイベントについては、収容率の制限等を含め、施設が所在する都道府県と事前 に相談してください。
収容人数は国の示す目安(事務連絡「基本的対処方針に基づく催物の開催制限、施設 の使用制限等に係る留意事項等について」)を上回ることのないように調整し、地域の 感染状況に変化がある場合、柔軟な判断を行うことが可能な体制としてください。また 保健所等の公的機関による聞き取りに協力し、可能な限り、必要な情報提供を速やかに 行えるよう努めてください。
(3)注意しなければいけない場所・場面について
1.密閉空間(換気の悪い場所)、2.密集場所(多数が集まる場所)、3.密接場面 (間近で会話や発声が行われる)という 3 つの条件が重なる場所(令和2年 3 月 19 日 政府専門家会議提言いわゆる「三つの密」)が、感染を拡大させるリスクが 高いと考えられ、三つの密が重なる環境にならないように、感染対策に徹底して取り 6 組むことが重要です。なお、一つの密でも一定の感染リスクが避けられないことから、密集・密閉・密接のいずれも避けるように努めてください。
舞台芸術は、練習・稽古等により公演関係者が三つの密が重なる環境に長期間置か れるリスクが比較的高いと考えられます。このような特性を考慮すれば、感染対策 は、公演自体はもとより、それ以前の練習・稽古等の段階から徹底して行う必要があ ることを十分に認識する必要があります。
デルタ株等の変異株の拡大も踏まえ、接触感染・飛沫感染・エアロゾル(マイクロ 飛沫)感染の経路に応じた感染防止策を講じる必要があります。特に、感染リスクが 高まると考えられる「5つの場面」に重点を置いた対策が必要とされています。舞台 芸術においては、下記の該当するところが考えられますが、後述する内容に従って具 体的に対応することにより、安全に運営できることが可能であると考えますので、本 文を熟読した上で十分な対策を講じるようお願いします。
(場面1)飲酒を伴う懇親会等 ・飲み会、初日乾杯、打ち上げ、など
(場面2)大人数や長時間におよぶ飲食 ・打ち合わせ、密集状態での飲食、など
(場面3)マスクなしでの会話 ・場当たり、ゲネプロ、本番、オーディション、取材、など
(場面4)狭い空間での共同生活 ・楽屋、控室、休憩スペース、ロビー、食堂、喫煙所、車内、宿泊施設、など
(場面5)居場所の切り替わり ・稽古場から劇場入り、ツアーなどでの劇場移動、など
(4)正しいマスクの着用について
マスク着用に関しては、ワクチン接種の有無に関わらず、舞台上以外は原則常時着用 とし、しっかりと鼻にフィットさせた着用を徹底し、フィルター性能の高い不織布マス クを使用し、正しいマスク着用を徹底してください。
本ガイドラインの策定にあたっては、緊急事態舞台芸術ネットワークが政府及び専門家の助言をいただいたものを参考にしております。
【2021.11.23 更新】