Index

  1. 感染防止のための考え方(ガイドライン概要)

    1. ​ワクチン接種について

    2. 公演実施にあたって

    3. 注意しなければいけない場所・場面について

  2. 公演関係者における感染防止策

    1. ​健康管理

    2. 陽性者・濃厚接触者または有症状者が発生した場合

    3. 稽古前や稽古場、公演前の対策

    4. 公演当日の対策

    5. ​公演後の対策

    6. (参考)マスクの着用について

  3. ​来場者に関する感染防止策

    1. 具体的な感染防止策​

    2. ​公演後の対策について

感染防止のための考え方
(ガイドライン概要)

 児童劇団「大きな夢」/劇団BDPの活動における、主として稽古場、本番における、感染対策の詳細が書かれております。これらは、来場されるお客様と共に、公演に関わるすべての関係者やスタッフが、安心・安全に上演するためのガイドラインです。

 

<本ガイドラインの表記について>

本ガイドラインの本文中に使用する用語を以下のように表記する。

 1.来場者:公演を鑑賞するために会場に来場する者
 ​2.公演関係者:出演者及び公演の開催に携わるスタッフ・父母会・関係者

 

 

(1)ワクチン接種について

 最も有効な感染防止対策として考えているのは、現場ごとの状況に適したPCR検査等とワクチン接種です。これは今後の活動を可能な限り、平常に近い形で継続するために、考えられる最善策だと思います。

 ミュージカル創作活動は舞台上でマスクを外して発声するなど重要な感染対策がとれない場合があるため、一般的な日常生活よりも一段と強い対策への理解が必要です。ただし、ワクチン接種は個人の自由意思による選択であること、また事情により接種できない方もいること等へのご配慮をお願い致します。

 

 

(2)公演実施にあたって

 劇場・ホール・稽古場等において、劇団BDP及び各地KM父母会は、会場の規模や様態を十分に踏まえ、会場及びその周辺地域において、公演関係者ならびに来場者の新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、必要となる負担を考慮に入れながらも最大限の対策を講じる必要があります。

 

 劇場・ホール・稽古場における以下のa-cの特徴を踏まえて、本ガイドラインに基づく具体的な対策を講じていくよう提唱します。

 

a)各種法令等により高機能の空調設備の整備が義務付けられており、換気性能(20㎡/時・人以上)を有している。もしくは管轄行政の興行場法に則った性能を維持している。

b)公演中は、来場者は一方向を向き、対面による大声での会話等が原則想定されない。

c)原則として座席が設置されており定員数も明らかなため時差式の入退場等も可能。収容人数は国の示す目安を上回ることのないように調整し、地域の感染状況に変化がある場合、柔軟な判断を行うことが可能な体制とする。

 

 

(3)注意しなければいけない場所・場面について

 1.密閉空間(換気の悪い場所)、2.密集場所(多数が集まる場所)、3.密接場面(間近で会話や発声が行われる)という 3つの条件が重なる場所(令和2年3月19 日政府専門家会議提言いわゆる「三つの密」)が、感染を拡大させるリスクが高いと考えられ、特に三つの密が重なる環境にならないように、感染対策に徹底して取り組むことを重要とします。

 また、ミュージカル創作活動は、練習・稽古等により公演関係者が三つの密が重なる環境に長期間置かれるリスクが比較的高いと考えられます。このような特性を考慮すれば、感染対策は、公演自体はもとより、それ以前の練習・稽古等の段階から徹底して行う必要があることを十分に認識する必要があります。

 

 オミクロン株等の異変株の拡大も踏まえ、接触感染・飛沫感染・エアロゾル(マイクロ飛沫)感染の経路に応じた感染防止策を講じる必要があります。特に感染リスクが高まると考えられる「5つの場面」に重点を置いた対策が必要とされています。

(場面1)飲酒を伴う懇親会等(打ち上げなど)

(場面2)大人数や長時間におよぶ飲食(昼食や軽食、父母会など打合せ、など)

(場面3)マスクなしでの近接距離・大声での会話(オーディション、夢コン予選、場当たり、ゲネプロ、本番、撮影、など)

(場面4)狭い空間での共同生活(楽屋、控室、休憩スペース、ロビー、車内、など)

(場面5)居場所の切り替わり(稽古場から別の稽古場への移動、など)

公演関係者(出演者・父母会・スタッフ)における感染防止策

(1)健康管理 

  • 健康を守ることを第一と考え、日常的な検査の更なる活用・徹底を図る。

    • 普段から、健康観察アプリなどを活用し毎日の健康状態を把握する。

    • 体調が悪い場合には稽古に向かわず、自宅療養するなど各地KMのルールを徹底する。

  • 特に、本番が近い出演者については、毎日の体温測定を含む健康観察を徹底し、感染リスクの高い場所への出入りは控えるとともに、本人のみならず、その同居する家族などの感染防止策も重要であることを周知する。

 

 

(2)陽性者・濃厚接触者または有症状者が発生した場合

  • 陽性が確認された方は、講師や父母会役員に連絡の上、地域の状況に応じて保健所の指示に従い自宅待機とする。講師や父母会役員は、稽古及び公演が安全・安心に進められる状況か確認する。継続できる場合でも、劇団員・スタッフの安全と健康を最大限考慮して再開する。

  • 陽性者が発覚した直後に行った、公演関係者への PCR 検査の結果が陰性でも、潜伏期間などにより発症まで数日を要することもあるため、経過を注視すること。

  • 稽古場・劇場にて体調不良が出た場合や、発熱などを訴えた場合、抗原検査キットの活用やPCR検査を検討するなど、速やかに対応する。

 

(3)稽古前や稽古場、公演前の対策

  • 稽古の段階から感染対策を徹底して行う必要があることを周知する。

  • 必ず自宅で検温を行う。37.5℃以上の場合や体調に異変がある場合は自宅待機または病院へ行く。 

  • 原則、マスク着用とする。

  • 入室時に手指消毒を徹底する。

  • 稽古場は換気を行う。

  • 稽古場内の手すり、ドアノブ、机、椅子、小道具、音響機器等の不特定多数が触れやすい高頻度接触部位は定期的に消毒を行う。

  • 靴はまとめて入り口付近におく(稽古会場によって変更可)。

  • 飲食の際は、隣り合う人との距離が一定の間隔(概ね1m以上)となるよう席の配置を工夫し、マスクを外している間は、会話は控えること。

 

 

(4)公演当日の対策

  • 「(3)稽古前や稽古場、公演前の対策」にある事項はそのまま行う。

  • 控室、楽屋等は常時換気を行う。

  • 劇場内では常時換気を行う。

  • 食事を提供する場合は、1回分ずつ分けて配布できるものにし、ケータリング形式では行わない。また、使い捨ての紙皿やコップを使用するか、個人でタンブラー等を用意するよう促す。

  • 飲食する場所について、人数制限や利用時間をずらすなどの工夫を行うこと。

  • 来場者と接触するような演出(声援を惹起する、来場者をステージに上げる、ハイタッチをする等)は行わない。

  • 終演後の面会を禁止するなど、出演者と来場者との接触を確実に防止する措置をする。

(5)公演後の対策

  • 終演後7日間程度は健康観察をおこない、体調に異変があった場合は、講師や父母会役員に連絡の上、必要に応じて病院を受診する等対応する。

  • 打ち上げなど大人数や長時間におよぶ飲食を伴う行為は行わないことを徹底する。

(6)(参考)マスクの着用について

マスクの着用にあたっては、

- サージカルマスク(不織布)を選ぶこと。

- 自分の顔に合ったサイズを選ぶこと。

- マスクを着用する前に、手指消毒を行うこと。

- 鼻の形にあわせてすき間をふさぎ、顔にフィットした状態で着用すること。

- 鼻だしマスク、あごマスクは行わないこと。

- 取り外す際は耳掛け部分(つる)を持ち、マスクの表面(汚染面)には触らないこと。

- 取り外した後は、手洗いまたは手指消毒を行うこと。

 

ダンス等、発声を伴わないレッスンについて

-地域の会場の状況に合わせて、マスクを外してレッスンを行う。

来場者に関する感染防止策

(1)具体的な感染防止策

  • 来場者向け感染防止策を掲載したHPやSNSなどを用い、対策周知を行う。

  • 来場者に対し感染予防について、施設内で掲示等を行うなど、周知を徹底する。

  • 花束やプレゼントの受取りは行わないことを徹底し、来場者への事前周知に努める。

  • 場内は正しいマスク着用を原則とする。未着用来場者に対しては公演主催者による配布や販売等により着用を徹底する。正しいマスクの着用状況が確認できるようにするとともに、着用していない場合、個別に注意等を行い、特段の理由なく着用を拒む場合は、入場をお断りする等の対応を検討すること。

  • 入場時の手指消毒、こまめな手洗いの周知を行う。

  • 入場の際に、来場者に検温のご協力をお願いする。平熱と比べて高い熱が確認された際には入場をお断りすることを事前に周知し、配信への振替対応など各主催者の対応方法を HP 等で周知する。

  • 入場時のチケットもぎりの際は来場者が自分で半券を切って箱に入れ、公演主催者がそれを目視で確認するといった方式でおこなう。

  • 飲食用に感染防止策を行ったエリア以外での飲食を制限する。

  • 対面での飲食や会話を回避するよう場内に表示や放送等により促す。

  • 場内における大声での声援は行わないことを徹底し、拍手のみとしていただく よう周知する。大声を出す者がいた場合、個別に注意等を行う。

  • 休憩時は密集状況が発生しないように十分な時間を設定し、トイレなどの混雑の緩和に努める。

  • 整列をする必要がある場合、マーカーの配置や人員の配置等により、一定の間隔を空けられるよう努める。

  • 体調不良の来場者に対応する際は正しいマスク着用を徹底し、手袋などを使用する。また発熱を伴う来場者である場合は、状況と座席番号を確認し、必要な対応を講ずる。

  • 事前に余裕をもった退場時間を設定し、密状態をつくらない工夫を行う。

  • 終演後の面会禁止、出待ちを控えることなどキャストとの接触は行わないよう徹底する。

 

 

(2)公演後の対策について

  • 感染が疑われる者が発生した場合には地域の状況に応じ保健所と連携が図れるよう、所轄の保健所との連絡体制を整えておく。また、保健所等の公的機関による聞き取りに必要な情報を提供し、その判断に従う。公演主催者は、感染が疑われる者がいた場合は速やかに施設管理者に連絡し、対応を協議する。

 

以上

 

 

本ガイドラインの策定にあたっては、緊急事態舞台芸術ネットワーク が政府及び専門家の助言をいただいたものを参考にしております。

 

【2022.11.6 更新】